人間は一生のうち逢うべき人に必ず会える

ある統計によると、人が一生のうちに出会える人数は3万人程度だそうです。 もちろんこれはすれ違う人数ではなくある程度の接点を持つ人になります。 寿命が80年だとすれば、29,200日となりますので、一日1人と会っていることになるそうです。

「人間は一生のうち逢うべき人に必ず会える。
しかも、一瞬早すぎず、一瞬遅すぎないときに。
しかし、うちに求める心なくば、眼前にその人ありといえども、縁は生じず。」
とは、森信三（教育学者）さんの言葉です。

すべての出会いは寸分の狂いもなくやってくるものだと言われています。
ただ森信三さんがおっしゃっているように、その出会いに気づかないこともよくあるようです。
人との出会いでも、運命の人との出会いに気づかずに出会いを活かせないこともあります。
また出来事との出会いは分かりにくいものです。
一見自分にとって良くない出来事のように現れることもあり、せっかくのチャンスを感じることが出来ずに、または心を閉ざしていたばかりにチャンスをつかめなかった、なんて言うこともあります。

その積み重ねが、夢の実現を遅らせたり、時間切れになってしまうことになったら残念ですね。
誰にでも必要な出会いは、必ずすべて用意されているそうです。
その出会いを逃さず敏感に察知するには、やはり心、感性を磨いておくことが大事のようです。
出会いが目の前に見えていても、それを大切な出会いだと感じられなければ、ただの出来事でしかありません。
心、感性を磨く簡単で最適な方法が自然を感じることや、人と話して相手の気持ちを理解しようとすることのようです。
起こることにはすべて意味があるといいます。毎日が宝探しだと思って過ごしてみてはいかがでしょうか。

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