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心理学

アドラー心理学の「共同体感覚」について

自分自身の幸福と人類の幸福のためにもっとも貢献するのは共同体感覚である。

人間の幸福のカギを握る「共同体感覚」アドラーは『人生の意味の心理学」の中で、人間の最終的な幸福を「共同体感覚」と言い表しました。


《人間は、個人としては弱く限界があるので、一人では自分の目標を達成することはできない。
(中略)人は、弱さ、欠点、限界のために、いつも他者と結びついているのである)。
この「他者と結びついている」ということが、アドラーの言う「共同体感覚」の意味です。生きる喜びや幸福は、他者との関係からしか得ることはできないということなのです。

すべては「自己受容」から始まる
私たちが共同体感覚を得るためには、次の三点が不可欠です。
一つ目は「自己受容」。ありのままの自分を受け入れることです。自分が他の人に比べて劣っていると思うと、共同体の中に入っていくことは難しいのです。


今の自分に不満はあるかもしれませんが、そこを出発点にするしかないのです。ありのままの自分を受け入れるためのポイントは、「自分は特別によくなくても、悪くなくてもいい」と考えることです。「普通であることの勇気を持つ」と言い換えてもよいでしょう。


ありのままの自分を受け入れ、好きになることは、自分がなんらかの形で他者に貢献していると感じられたときです。
そこで、二つ目の「他者貢献」が必要になります。「行動」でなくても、自分の存在自体が他者に貢献していると感じられるとき、人は自分に価値があると感じられます。
他者に貢献しようという気持ちになるには、他者を信頼することが大事になります。


これが三つ目の「他者信頼」です。これらの三点はセットであり、円環構造を成しています。「自分のことは好きだが、他者は敵」というような見方はありえないのです。


ただ、他者信頼に悩みを持っている方々がいるのも事実です。一緒にこの3ステップがふめるように取り組んでまいりましょう。
お気軽にお声掛けください。
※著書「アドラーの教え」より引用

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※この投稿は、一般のユーザーさま個人の感想やご意見から引用しています。

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