日常生活で「ああ、またやってしまった」「なんで私ばっかりこんなに大変なんだろう」などと思ってしまうことはありませんか?
まるで心の中に厳しい監督が住んでいるような気分になることってありますよね。
でも、実は心理学には、そんな“心の重り”を軽くするちょっとした魔法があるんです。
今回は、日常に役立つ心理学のテクニックを、少し楽しく、でも役立つ形でご紹介します。
●心が軽くなる心理学的トリック
1.心の中の“ツッコミ役”を見つけよう
まず最初にやってみてほしいのが、自分の頭の中にいる“厳しい自分”を探してみること。
例えば、失敗したときに「またダメだったね」とささやいてくる声、聞こえたことありませんか?
この声、心理学的には「自己批判」と呼ばれるものです。でも、この自己批判に対抗する“心の中のツッコミ役”を作るのがポイントです。
例えば、「いやいや、そんなにダメじゃないよ」「そりゃ人間だもの、たまには失敗するって」と、まるで友達が励ましてくれるような軽いノリでツッコミを入れてみてください。意外とこれだけで気分が軽くなるんです。
2.ポジティブなリフレーミングの秘密
例えば、雨の日に「最悪、出かけたくない」と思うことはありませんか?そん時、「でも植物にとっては恵みの雨だな」と考え直してみるのも心理学的には有効な方法です。
これを「ポジティブなリフレーミング」と言います。自分が直面しているネガティブな出来事を、別の視点から見ることで気分を転換する方法です。
次に雨が降ったら、「傘コレクションの出番だ!」とか「カフェでまったりする良い理由ができた!」なんて、ちょっと遊び心を取り入れてみてください。
3.『未来の自分』に手紙を書いてみる
ストレスを感じるとき、未来の自分に手紙を書くというユニークな心理学的アプローチもおすすめです。
例えば、今の悩みについて、「未来の私へ」と題して手紙を書いてみましょう。
「今こんなことで悩んでいるけど、未来の私はどう思ってるかな?」
未来の自分を想像すると、不思議と今の悩みが少し小さく見えてくることがあります。そして、その手紙を数ヶ月後に読み返してみると、「あの時こんなに悩んでたのに、もう乗り越えてるじゃん!」と感動すること間違いなしです。
●もっと心を軽くするお手軽テクニック
1.感謝のシャワーを浴びよう
感謝の気持ちは、幸福感を引き上げる最強の心理学的ツールです。夜寝る前に、その日に感謝したいことを3つ書き出してみましょう。
「ランチが美味しかった」「駅で親切な人に会った」「新しいドラマが面白かった」など、小さなことでもOKです。
これを続けると、感謝の“シャワー”を浴びているように、ポジティブな気分で満たされます。
2.『ご褒美タイム』を作る
心理学には「セルフケア」の大切さを説く考え方がありますが、要するに「たまには自分を甘やかしてOK!」ということ。
お気に入りのスイーツを食べるでも、長風呂を楽しむでも、自分がホッとする時間を意識して作りましょう。
この“ご褒美タイム”が、心を軽くする一番の近道かもしれません。
おわりに
心の重りを軽くするのに、心理学は本当に頼れる味方です。でも、その方法を使うのに特別な資格や準備は必要ありません。日常のちょっとした場面で、今回ご紹介した“心が軽くなるトリック”を試してみてください。
失敗してもOK。むしろ、その失敗に「まあ、こんな日もあるよね」とウィンクするくらいの余裕を持つことが、心を軽くする第一歩です。あなたの心が少しでも軽くなる魔法を感じてもらえたら嬉しいです!
トークフルネススタッフがお伝えする「心が軽くなる心理学の魔法」

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